これまで経験のない営業に抜てき
私は中途入社で、以前はコンピュータのソフトウェアを制作していました。小林鉄工に入社した当初は旋盤につかまって加工を担当していましたが、7、8年ほど前に営業に抜てきされ、以来、県外へ出かけ、新規開拓を中心にした営業活動を行っています。また、既存の顧客に対しては、商社的な動きをしていて、「こういうものが欲しい」という依頼に、何らかの方法で対応しています。
これまで営業の経験はなく、最初はお客様の前で何をしゃべったらいいのかわからないし、図面の見方さえもわからない。それでも、わからないことは上司に相談して理解しながら、営業というものを徐々に自分の中でふくらませていったという感じです。
お客様の「ありがとう」が励みに
この仕事のおもしろみを感じるのは、お客様が困っているときに、親身になって対応し、お客様の希望をかなえてあげられたときですね。「ありがとう」と声をかけられたときが、一番営業として手応えを感じます。
私の仕事は、景気が良いときはあまり重要じゃないんです。お客様の方が外注先を探していますから、忙しいくらいに仕事が来ます。でも、ひとたび不景気になると、仕事量がぐっと落ちますから、社内の設備が遊んでしまうことになる。それを埋めるために、こちらから出向いて仕事を集めなければならない。営業の腕の見せどころになりますね。仕事が忙しい今のうちに、新規開拓を推し進めたいと思っています。
今こそ営業体制を整えるチャンス
将来の目標は、どんなに難しい仕事の依頼でも、どんなにキツい納期でも、なんなくこなせるような体制をつくること。営業スタッフも2、3人揃えて、もっと積極的に攻めたいです。仕事が忙しい今こそ、体制をきちんと整えるチャンスだと思います。
私は、入社当初は現場要員でしたが、得たチャンスに意欲を出し、新しい業務にチャレンジしたおかげで、今は営業課長として多忙な毎日を送っています。当社ではやる気があれば、キャリアアップも可能です。これは、小さな会社ならではの、醍醐味だと思いますよ。いろんなことにチャレンジすることで、別な自分が発見できますから、小林鉄工で自身を成長させてください。
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