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NC旋盤で口径の大きなものを中心に加工
私はNC旋盤を使っての切削加工に携わっているとともに、工場長として製造課をまとめています。私が今担当している機械は、口径の大きなものが削れる旋盤で、この地域では持っているところが少ない機械です。材料をセットすれば、自動で削ります。各種機械部品、最近は半導体設備関係の加工が多いですね。材質はステンレスが中心です。
職人の集まりですから、仕事中は集中してやるのでみんな無口になるけど、休日などは連れ立って魚釣りやゴルフなどに行き、親睦を深めています。また、社長にも気軽にものが言える環境も、当社の良いところではないでしょうか。
難しい仕事を完璧にできたときはうれしい
製造に携わる人間は誰でもそうだと思いますが、日々、上を目指しています。出来に満足せず、もっとうまくできないかを考え、工夫しているのです。とはいえ、難しい仕事を図面通り、完璧に仕上げたときはやはりうれしい。しかし、それだけでは会社は成り立ちません。見積時間よりも早くできたときとか、この仕事は利益が出たとか言われると、やりがいを感じますね。
実は、私は農業高校の出身で、入社当初は切削加工のことなど何もわからず、四苦八苦しましたが、なんとか一人前になることができました、どんな仕事にも言えることですが、「やる気」が一番だと思いますね。
切削加工でトップレベルといわれるのが目標
当社には、新しい仕事、難しい仕事、小さいワーク、大きいワーク、それに材質もステンレスを中心にアルミ、銅など、さまざまな加工の依頼が次々と入ってきます。それらに臨機応変に対処していかなければならないので、大変といえば大変ですが、逆にそれがモノづくりのおもしろみでもありますね。
製造スタッフはみんな、個々に高い技術力を持っていると思いますが、その技術や技能をより磨いて、この燕市を含む県央地域、さらには県内でも切削加工においてトップレベルといわれる会社に育っていくことが目標です。そして、この小林鉄工の技術力を、もっとアピールしていきたいと思います。
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